東京電力柏崎刈羽原発 未申請工具持ち込み

東京電力は12月8日、柏崎刈羽原発で8月に、核物質防護上の必要な手続きを取っていない工具が原発構内に持ち込まれたと発表しました。

協力企業の作業員が手続きをしなかった上、荷物検査をした警備員も見落としたとのことで、社内、社外の関連部署のノンコントロールがまた露呈した形となりました。

また、8月に発生した問題について12月に発表というのも国民を馬鹿にしているとしか思えません。

停止原発の再稼働、原発運転期間の延長もそのような管理体制では国民の理解を得られないでしょう。

前回のIDカードの不正使用も含め、一般企業では当たり前にやっていることが出来てないのですから、いくら改善したという報告があっても、それ以外の問題が埋もれているのは十分に推測できます。

原発の安全性に疑問が投げかけられている現在、管理体制は120%確実なものでなければ国民の了解は得られないものと思います。



マイナンバーカードに連動した給付金振込口座の件

 本日、母宛に「電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金及び住民税非課税世帯に対する物価高騰対策支援金」に関する申請書が届きました。


申請書類を確認しますと、振込口座欄が記載されていません。

確か、マイナンバーカードに給付金等の振込口座を連動させてあったはずなのですが、市の方に問い合わせすると、まだ情報が連動されておらず、今後何名くらいの登録があったら連動するのかも未定とのことです。


わざわざ、マイナポイントを付与して迄、国民に振込口座を登録させたにも関わらず、有効活用されてないことに驚きと怒りを覚えました。


登録を終えている人だけでも、印字してくれていれば、対象者は記入機関情報の記入、振込先記入機関口座確認のための通帳のコピーも不要になり、環境にも優しいはずなのですが。


期限切れ入構証で柏崎刈羽原発に入る

 国民、新潟県民への数々の背信行為を行ってきた東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)

が5月25日、東京本社の男性社員が今月、有効期限の切れた入構証を使って計3回にわた

り構内の立ち入り制限区域に入っていたと発表しました。

またかというのが正直な気持ちですし、わざとやってるのではないかと感じるほどで起こる

気にもなれず、笑ってしまう感じです。

何も難しいことではなく、普通の会社であれば当たり前に行われていることが徹底できない

のですから、信頼を取り戻し、刈羽原発再稼働など夢のまた夢ですね。

国に守られた企業で、倒産のリスクがないから甘々な管理になるのか、上層部の危機意識が

生ぬるいためにそういった問題が次々と発生するのか分かりかねますが、そろそろ、経営者

の一新を図っても良い頃ではないでしょうか。

それでも、改善されないのであれば、企業解体ですね。





国会議員の「文通費」を日割り支給に改める改正法について

 本日(2022年4月15日)、国会本会議にて文書通信交通滞在費(文通費)を日割り支給に改める改正法が成立しました。


働きもしないのに、文通費(月額100万円)が満額支給されなくなったのは一歩前進だとは思いますが、民間企業であれば、実費精算であることを考えると、まだ議員さんたちは一般常識から逸脱しており、暢気なものだと感じられます。

そのことについて、与党からも野党からもお話が出てこないというのは、国会議員は誰もが同じ穴の狢ということでしょう。


何も月額100万円が高すぎるということではなく、仮に実費精算して100万円以上かかったのであれば、それは仕事をしたということですから、支払ってあげれば良いでしょう。

議員さんが忙しくて、いちいち経費精算してる暇が無いということであれば、秘書の方がいくらでもして頂けるでしょうし、文通費用のクレジットカードを議員各1枚持ってもらうような工夫をすれば、使用目的も自動的に明細で出てきますから、無駄な時間も省けます。


要は、やる気があるかどうかの問題で、議員さんたちにはもっと想像力を発揮して、税金の無駄遣いをなくして欲しいものです。


『やった者勝ち』と『なし崩し』in 北京

以前に日本という国は『やった者勝ち』と『なし崩し』の国になってしまったと書きましたが、それは世界的にも言えることのようです。

 2021年12月にドーピング違反が判明したフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワの北京冬季五輪の個人戦出場が認められました。

WADAは裁定の理由としては、16歳未満のワリエワが処分が軽減される保護対象であること、五輪期間中に陽性反応を示していない選手への考慮、今回出場を認めなければワリエワに取り返しのつかない損害を与えること、などを挙げているそうです。

16歳未満であればドーピング違反があっても軽減されるということであれば、今後どんどんそういった事例が発生することが考えられます。

そうであれば、きちんと責任のとれる16歳以上の選手しか出場を認めないルール付けが必要になってくると思います。

スキージャンプ混合でユニフォームが大きかったぐらいで失格にされた女子選手に比較すると罪の重さは格段に大きいにも関わらず甘々の裁定と言わざるを得ません。

そもそも、ドーピング違反で国としての出場資格のないロシアからROC(ロシア・オリンピック委員会)などという訳の分からないチームで出場させているのですから、少しでもドーピング違反に触れるようなことを犯したら出場停止とするのが当然と感じられますが、IOCも忖度によるものなのか、裏金でも貰っているのか腰が引けているように感じてなりません。

管理人は昨年の東京オリンピックの時から、IOCやバッハ会長についてうさん臭さを感じており、オリンピックから離れてしまいましたが、今回のことで益々不信感を持ってしまいました。