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あしたのジョー

2011年2月公開予定の『あしたのジョー』ですが、

矢吹 丈を演じる山下智久と力石を演じる伊勢谷友介の減量のことばかりが

前面に出てきていますが、

丹下段平を演じる香川照之の役作りというか、外見作りには思わずにんまりしてしまい

ました。

普段のかれの顔と丹下段平のそれは今ひとつ結びつきにくいなあと思っていたのですが、

ご覧のようになかなかいい味出してますね。



凝り性の香川のことですから、徹底的にメイクさんに作ってもらったんでしょうね。

ちょっと見香川って気がつかないんじゃないでしょうか。

頭も、剃らなくていいって言われても剃りそうだし。

日本での実写化はなかなか成功しませんが、なりきり度を基準に楽しむのもありかも

知れません。

原則は、原作を生かした映画の出来が一番大切なのですが。



実写版あしたのジョー

「NEWS」の山下智久主演で実写映画化される「あしたのジョー」で主人公・矢吹丈にとって最大のライバル、力石徹を俳優の伊勢谷友介が、演じることが分かりました。伊勢谷は、扮する“ジョー”と劇中で死闘を演じることになります。

故梶原一騎さんが高森朝雄名義で原作を手がけ、ちばてつやが作画を担当した同作は、現在までに累計2000万部を売り上げた。伊勢谷が演じる力石は、ジョーと人気を二分するほど多くのファンを魅了し、連載の途中で死んだ際には東京・文京区の講談社講堂で葬儀が行われたほどです。そんなキーパーソンを演じることに、「力石徹は実在する人間ではないのですが、多くの人の心の中に強く生きているキャラクターです。僕自身も彼の気迫に負けない、それ以上の執念をもってやり遂げたいと思います」と意気込んでいます。

原作で描かれる力石は冷静さと優れた洞察力を持ち、ジョーと比較しても甲乙つけがたいほどの天才ボクサー。それだけに、伊勢谷に課せられたトレーニングは過酷を極めたという。トレーナーを担当した梅津正彦氏は、「よくぞここまでついてきてくれました。東洋チャンピオン時代の内山高志選手(現WBA世界スーパーフェザー級王者)と同じものをこなせるまでに。内山選手も『あれと同じメニューをやらせているんですか! 俳優さんとは思えない!』と驚いています」と舌を巻いた。

伊與田英徳プロデューサーは、「力石の魅力はカリスマだと思います。そのカリスマ性を持っているかたは、伊勢谷さんしかいないと思いました」と起用理由を説明。そして、「トレーニングを重ねるにあたって、そのストイックさは力石そのもので、今は力石が実際に目の前にいるかのように思います。山下さんのジョーとの対戦が今から楽しみでなりません」と期待感をにじませた。

「ピンポン」の曽利文彦監督がメガホンをとる同作は、昭和40年代の東京を舞台に、荒んだ生活を送るジョーが問題を起こして刑務所に入り、プロボクサーの力石と運命の出会いを果たす。出所後も紆余曲折しながら成長を続けるふたりが、階級を超えた決戦で激突するまでを描く。撮影は3月下旬にクランクインし、東宝スタジオほか都内近郊に建設された敷地面積5000平方メートルのセットで行われている。5月末にクランクアップ予定。

数多くの漫画が実写映画化されていますが、いつもとほほな感じになっています。今回はいい意味で期待を裏切って欲しいものです。

「あしたのジョー」は東宝配給で、2011年陽春に全国で公開。