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骨質

骨の強度を高めるコラーゲン
骨粗しょう症の人は現在、1100万人もいると推定されています。
骨粗しょう症の予防には、カルシウムを多く取って骨量(骨密度)を増やすことが大切だ
ということは、よく知られています。
それはもちろん間違いではないのですが、近年、骨量が平均より多いのに大腿部骨折
などを起こす人が目立っています。
その原因についての研究から、人によって「骨質(こつしつ)」に違いがあることが分か
ってきました。

骨量と骨質…この2つは、どう違うのでしょうか。
私たちの骨の成分といえば、カルシウムをすぐに連想しますが、それだけでなく、コラー
ゲンというタンパク質との組み合わせによってできています。
コラーゲンは美容に関係ある物質として知られていますが、実は骨の強度を支える重要
な物質でもあるのです。
私たちの骨の構造を鉄筋コンクリートの建物に例えると、カルシウムはコンクリートに当た
り、コラーゲンは鉄筋に当たります。
建物は、コンクリートの量だけを増やしても、丈夫になりません。鉄筋で強化することで、
はじめて頑丈になります。
それと同じように、骨を強くするにはカルシウムで骨量を増やすだけでなく、コラーゲンで
骨質を高めることが必要なのです。
つまり、「骨量(骨密度)+骨質=骨の強さ」ということになります。


コラーゲンの結合には善玉と悪玉がある
コラーゲンがいいと聞くと、「私は美容でコラーゲンをとっているので安心だ」と思われる方
もあるかもしれません。
でも、骨の場合のコラーゲンには、もう少し複雑な仕組みがあります。
コラーゲン分子の結合を、「コラーゲン架橋(かきょう)」といいます。
架橋というのは、結びつきのことです。
コラーゲン架橋が規則正しく、しっかりしているものを「善玉架橋」、バラバラになっている
ものを「悪玉架橋」といいます。
その名前から分かるように、善玉架橋の場合には骨が丈夫になり、反対に悪玉架橋だと
骨はもろく、骨折しやすくなってしまうのです。
骨に含まれるコラーゲンは、加齢によって劣化します。
すると悪玉架橋の状態になりやすく、鉄筋がきちんと入っていないと建物が弱くなるように、
骨ももろくなってしまいます。
しかし、骨のコラーゲンが劣化する速度や程度には、かなり個人差があります。
なぜ差が生じるのか…その要因として最近の研究から、ホモシステインというアミノ酸と、
ビタミンB6などが重要な働きをしていることがわかってきました。


リスクを高めるホモシステイン
骨コラーゲンの劣化や悪玉架橋との関連で、注目されているのがアミノ酸の一種のホモシ
ステインです。
血液中にホモシステインが増えると、骨量が多くても骨折しやすいことが分かってきました。
また、骨折しやすい人の体内には、ビタミンB6などが少ないという傾向もみられます。
(東京慈恵会医科大学整形外科・斎藤允氏らの研究による。)

ホモシステインは、メチオニンというアミノ酸が体内で代謝される過程で生じるもので、
酸化されて有害な活性酸素を発生させます。
健康な人の場合は無害化されますが、体内にビタミンB6やB12、あるいは葉酸が不足して
いると、ホモシステインが増え、血液中にあふれ出ます。
すると活性酸素の影響で血管が硬くなり、また、血管壁が傷つきやすくなって、動脈硬化を
促進します。
そのため、ホモシステインは、動脈硬化や高血圧、さらに心筋梗塞や脳卒中のリスクを高
める物質として知られています。
そのホモシステインが、骨コラーゲンの劣化や悪玉架橋を促進する要因でもあるのです。
実際に、大腿部骨折のような重大な骨折を起こした骨粗しょう症の患者さんには、血液中
にホモシステインが多くみられます。
つまり、ホモシステインは、骨(骨粗しょう症)と血管(動脈硬化)の両方のリスクを高める物
質なのです。
このことから、骨粗しょう症の人は動脈硬化に、また、動脈硬化の人は骨粗しょう症にも注
意が必要だということが言えます。


ビタミン類で積極的に予防しよう
骨粗しょう症の予防や改善のために、次の2点を心掛けましょう。

(1)カルシウムを十分に取って、骨量(骨密度)を増やす。
(2)ビタミンB6、B12、葉酸(B9)をしっかり取って、骨質を高める。

このうちカルシウムは、体内への吸収率があまりよくない栄養素です。
食品の中では、牛乳が最も吸収率が高いのですが、苦手という人は小魚を積極的に食べ
るようにしましょう。
またビタミンDと一緒に取ると吸収率が高まりますが、ビタミンDは取りすぎると副作用もあ
るので、サプリメントの場合は適量を守ることが大切です(食品から取る場合は多すぎるこ
とはほとんどありません)。
また、骨質を高めるには、ホモシステインを減らし、骨コラーゲンの悪玉架橋をつくらないよ
うにすることが大切です。
ビタミンB6、B12、葉酸には、その効果があります。
ビタミンB6は、レバーやマグロ(赤身)、ニンニク、ゴマなどに、B12はサンマ、レバー、しじみ
などの貝類に、葉酸はノリや緑茶、枝豆、モロヘイヤなどに多く含まれています。
ビタミンB類は一般に、一緒に取ると相乗効果があるので、こうした食品をバランスよく食べ
るようにしましょう。
さらに、最近の厚生労働省研究班の調査では、ビタミンB6やB12、葉酸を十分に取ること
が、心筋梗塞のリスクを37~48%減らすという報告もみられます。骨を強くするだけでなく、
動脈硬化や心臓病のリスクを下げるためにも、これらの栄養素をきちんと取ることが大切
です。
ビタミンB類は水溶性なので、サプリメントで多めに取っても、尿と一緒に排出され、副作用
はほとんどありません。
ただし、ビタミンB6にはパーキンソン病の薬の働きを弱める作用もあるので、治療中の方
は医師に相談してください。








履くだけで健康になる靴下の秘密!

本日のTBS『夢の扉』では、コーポレーションパールスター専務取締役・新宅光男さんの

活動が紹介されました。

女性の約4割が悩んでいるという外反母趾(がいはんぼし)。 

足の親指が小指の方に曲がっていく症状で、悪化すればバランスを崩して転倒事故を

引き起こすこともあるだけに要注意。 

補助用具などを身に付けて対策することが可能ですが、常に付けている事は難しいだけ

に外反母趾に頭を悩ます人は多々いるかもしれません。

そんな外反母趾を対策するための靴下を開発しているのが、

コーポレーションパールスター専務取締役の新宅光男(しんたくみつお)さん。 

コーポレーションパールスターは広島県東広島市安芸津にある小さな会社ですが、

新宅さんは靴下の可能性を追求して新たな商品を生み出してきました。 

外反母趾対策用靴下だけでなく、お年寄りの転倒防止用靴下、それを応用した

ストレス解消用靴下など、果たして、そこには一体どのような情熱が詰まっているので

しょう・・・










サクラン

近年、石油化学系の環境蓄積材料からバイオマス由来の環境循環型材料への転換の

必要性が増しており、微生物から新規な天然高分子を抽出しこれに基づく機能性材料

又はその製剤を創製して有効利用することが望まれています。

このような中、2006年 北陸先端科学技術大学院大学マテリアルサイエンス研究科 金

子研究室の研究者らは、日本固有の食用藍藻であり、淡水性の光合成微生物スイゼン

ジノリ(水前寺海苔、学名:Aphanothece sacrum)が極めて大量の寒天状物質を細

胞外マトリックスに分泌することに注目し、スイゼンジノリからこの寒天状物質を抽出する

ことに成功しました。

その平均分子量は、天然由来材料としては史上最大の1600万にも達し、分子鎖長が

10μmを超える超巨大分子であることが確認されました。

さらに、構成単糖にこれまで存在が報告されていない硫酸化ムラミン酸を含むことから、

新規物質であることが判明し、スイゼンジノリの学名から”サクラン(Sacran)”と命名され

ました。


●サクランの物性

・ヒアルロン酸Naの10倍にも及ぶ高い保水力(生理食塩水比、純水では6倍)
・高粘性、チキソトロピー性を示す
・被膜形成力(バリア機能)
・低濃度で液晶性を示す



●吸水率測定

改良型ティーパック法による吸水実験の結果、他の多糖類と比べてはるかに高い吸水力

があることが確認されました。また0.9%のNaCl水溶液で同様の実験を行い、塩を添加して

も高い吸水力が維持されることが確認されました。

この結果から、サクランは様々な配合条件で、安定した保水力を発揮することが期待でき

ます。



●不凍水率測定

サクランの1%生理食塩水溶液(0.9%NaCl)を示差走査熱量計(DSC)により測定した結果、

他の多糖類に比べ、サクランは多くの水を不凍水として保持することが確認できました。

乾燥環境下でも、より多くの水分を安定して保持できます。


サクランの1%水溶液のせん断粘度を測定し、サクランが極めて高い静的粘性を示すことと、

せん断速度依存性を示すことが確認されました。これらの特徴的な粘度特性のために、

サクランは他の多糖類とは異なる素材感を与えます。

また、サクラン1%水溶液に0.9%のNaClを加え同様にせん断粘度を測定し、他の多糖類と比

較した結果、サクランの粘性は塩の存在により影響されにくいことが確認されました。


サクランの50ppm水溶液を乾燥させたものをAFMで観察することで、巨大分子が複雑に絡

み合い、網目構造を持つ膜が形成されることが確認されました。

またサクランは、水溶液中に塩が存在しても分子鎖が凝集せずに等質な棒状構造を保つ

ため、ナノレベルで均一な膜を安定して形成可能であることもAFM画像で確認されていま

す。

適正量のサクランを水溶液に配合することで、幾重にも重なった保護膜が形成され、ナノ

レベルで表面を平滑にコーティングします。


スイゼンジノリは、九州の阿蘇山系の伏流水のみで育ち、食することのできる非常に珍しい

藍藻です。江戸時代には、細川藩や秋月藩が幕府への献上しており、藩の財政を支えてい

たと言われております。

オランダの学者であるスリンガー氏により、その生育環境の素晴らしさから「聖なる」という

意味をもつ「Sacrum」という学名をつけられました。

サクランは、この素晴らしい水環境で育つスイゼンジノリが自らの細胞を守るために分泌す

ると考えられています。

ハイブリッドスピーカー

堀昌司さんが社長を務める(株)FPSでは、街のあちこちで見かけるようになった

平面スピーカーを開発販売しております。

その能力は驚くべきものがあり、さらに身の周りのものをスピーカーに変えてしま

う魔法のような画期的なスピーカーを開発し、音に革命をおこしています。


◆平面スピーカー

一見、板にしか見えないスピーカー、その厚さわずか7㎜。従来のスピーカーに

比べ、重さは約5分の1、しかも驚くべき能力があります。その平面スピーカーは、

従来のスピーカーに比べ、遠く離れた場所に音をクリアに届ける事ができるとい

います。
従来のスピーカーは、音が振動する膜を通して広がり分散します。平面スピーカー

は、特殊な強い磁石により、音を直線的に遠くまで伝えることができるそうです。

平面スピーカーは既に駅のホームで利用されています。音が拡散しないため乗客

だけに音を伝える事ができるそうです。現在では17ヶ国で特許が認められ世界中

で認められているそうです。

◆ハイブリッド・スピーカー

貼りつけるだけであらゆるものがスピーカーに変身するといいます。

ベニヤ板でもプラスチックでも金属でもスピーカーに。そのしくみは、平面スピーカー

の原理を応用したもので、空気に振動を伝える膜の代わりに接触したもの自体を振

動させ音を出しているそうです。

これによりガラスのショーウィンドウが大型スピーカーにもなるそうです。

車のスピーカーにもこれを利用することでとして軽量化につながるそうです。

さらに、ハイブリッド車や電気自動車が静かだということでこの直線的なスピーカーが

実用化になるといいます。

ほかにも平面スピーカーが目の見えない不自由な方のために改札口に利用したいと

いう話もでてきているそうです。

音に革命を起こすこの技術、その可能性は無限に広がっているそうです。

何気なくどこにでもあったスピーカーですが、この画期的なスピーカーによって新たな

音の世界がいろいろ生まれそうです。

太陽光照明

省エネ分野の開発が世界的な関心事となっている今、注目されているのは

ZEB(ゼロエネルギービル)構想。

ゼロエネルギーとは、石炭や石油といった1次エネルギーを一切使用しない

という考え方です。

その実現のために、太陽光発電や廃熱利用空調とともに、注目されているの

が太陽光照明(光ダクト)です。

そして、その研究に取り組み、第一人者となっているのが新井秀雄さん。

新井さんは慶應義塾大学経済学部卒業後に父の経営する非鉄金属の卸業

の会社に入社します。

1983年、今から27年前に社長就任した新井さんでしたが、バブル崩壊の煽り

を受け会社の業績は下降線を辿っていました。

そんな中、周囲の反対を押し切って、環境技術に着目し、当時誰も成功した例

がなかった『光ダクトシステム』の開発に乗り出したのです。

しかもその時、新井さんは光学に関しては全くの無知という状態。

そこで、新井さんは独学で専門書を片手に作り上げ、開発に成功したのです。

そんな新井さん、目下の目標は、この光ダクトをコンビニエンスストアの照明に

利用出来ないかと更なる開発に力を注いでいます。

(株)マテリアルハウス http://www.materialhouse.jp/index.html



光ダクトは自然の光を鏡のダクトに閉じ込めて運び、 室内や地下空間などの


照明用光源として使う技術です。


原理は簡単ですが、例えばガラスの鏡では光が5回反射を繰り明るさが


1/2以下になってしまうなど、実用に耐える性能を実現するにはかなり高度


な予測と設計技術が必要になります。


自社開発のコンピュータシミュレータは多くの実験と実際の工事のデータによ


る補正を繰り返し、高い精度で装置の出力性能を予測することができます。

ネイチャー・テクノロジー

天然のエアコンともいえる土、洗浄不要のカタツムリの殻、どんな表面にもくっつくヤモリ


の足、ハンマーで叩いても割れないアワビの殻等など、自然の中には近代テクノロジー


でも容易に真似することのできない「知恵」があリます。


そんな自然を手本にし、江戸時代の粋の構造までも取り込み、省資源・低環境負荷の


技術としてデザインし直すのがネイチャー・テクノロジーです。


これは単なる自然模倣ではなく、完璧な循環をもつ自然から学ぶ、新しいテクノロジー


のかたちです。


資源の枯渇が危ぶまれ、地球環境問題が叫ばれるいま、これからのものづくりに何が


必要かを考えることです。


そうすることが、自然との共生につながっていく気がします。






TBS「夢の扉」-りぐぱる

TBS「夢の扉」で古紙から新しい素材を作り出した国立三重大学で生物資源学部の
教授を務める船岡正光先生が紹介されました。

先生は樹木についての研究を長年続けています。
そんな先生は世界で初めての画期的な新素材を開発しました。

それは古紙を原料にしてプラスチックと木材の両方の特徴を併せ持つ「りぐぱる」
の開発に成功したのです。  

この「りぐぱる」を先生は将来、石油製品に変わる存在にするべく活動を始めてい
ます。

開発に19年もかかったとのお話で、なんとも頭の下がる思いです。

これが実用化すれば、収集された古紙を再利用することが出来、石油や木材の代わ
りとなると共に、「りぐぱる」で作られた製品も、壊れたものは再利用可能とい
う、まさに環境にやさしい素材といえます。


古紙を溶かし固めるのに使用されるリグニンは木材中の20%–30%を占めており、高等
植物では生育に伴い、道管・仮道管・繊維などの組織でリグニンが生産される。
生産されたリグニンはヘミセルロースと同じくセルロースミクロフィブリルに付着していく。
まず細胞間層で堆積が始まり、徐々に一次壁、二次壁へと沈着する。
同時にヘミセルロースも堆積し、木化してゆく。構造はランダムでアモルファスである。
木部の組織はリグニン構造だけ残存して殆どの細胞は死細胞となり、通導・樹体支持
を担う。腐朽・食害への抵抗性を有する。


ミドリムシ

本日のTBSテレビの夢の扉で直径0.1ミリの微生物・ミドリムシを、世界で初めて、屋外で大量培養する技術を開発。
そのミドリムシで、世界の様々な問題を解決しようとしている、ベンチャー企業(株)ユーグレナの出雲充さんのことが紹介されました。

ミドリムシは様々の能力を秘めていて、出雲さんは、このミドリムシを使い、世界の食料危機、地球温暖化問題へのアプローチ、さらにはミドリムシから航空燃料を作り出し、エネルギー問題の解決などを図ろうとしています。

無限の可能性を秘めているミドリムシは非常に興味深い題材だと思います。





■お楽しみ世界中の個人輸入代行を承ります。






納豆菌ブロック

TBSテレビの9月12日放送『夢の扉~NEXT DOOR』を見ました。

納豆菌を使って環境を守ると言う株式会社ビッグバイオ社長の主婦の方のお話です。

最初は納豆菌をコンクリートに封じ込めた水浄化のための納豆菌ブロックですが、金魚用の水槽も

それを入れておけば水質浄化出来、何年も水替えなしに育成が可能です。

今は、豚舎に納豆菌を噴霧することによって大腸菌などの雑菌の繁殖を抑えることが出来ると言う

ものです。

自然のもので、環境を守ると言う素晴らしい発明であり、製品と言えるでしょう。

こういった製品にはぜひとも国に力を入れて欲しいものです。


もしもマーケット