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金正男氏暗殺概要

北朝鮮の故金正日(キムジョンイル)総書記の長男、金正男(キムジョンナム)氏が2017年2月13日、マレーシアで死亡しました。 金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の指示で殺害された可能性が高いということです。 北朝鮮は徹底した1人独裁体制で、正男氏の安全を危ぶむ声は以前から出ていました。 正男氏は金総書記と故成恵琳(ソンヘリム)夫人との間に生まれました。経済改革に意欲を示すなど、一時は有力な後継者候補として活躍しましたが、金総書記が成夫人と離別した後で故高英姫(コヨンヒ)夫人との間に生まれた金正哲(キムジョンチョル)、正恩兄弟と対立しました。 報道によれば、暗殺の概要は、正男氏が予約便に搭乗する約1時間前の13日午前9時ごろ、空港のターミナルにいた正男氏に女2人が突然、接近。1人が顔に毒物とみられるスプレーを吹きかけ、直後にもう1人がハンカチのような布を取り出して正男氏の口に押しつけるようにして覆い、約10秒後、毒物が完全に気道に入ったのを確認する動きを見せて逃亡したということです。 現地警察は、暗殺に用いられた毒物は青酸カリよりも強力で、過去に暗殺事件に使用された例があると説明したということです。 。