東京電力福島第1原発事故の避難者へのいじめについて

東京電力福島第1原発事故の避難者へのいじめや差別を身近に感じたことがある割合が、福島県では64.3%に達したとのことです。

主に学校でのいじめが問題になっておりますが、2017年3月10日朝のNHKニュース深読みを見ていたところ、他県に避難し働いている方々に、被災者には補償金、賠償金が出ているのだから手当は付けないと言われたり、補償金、賠償金に対する妬みがあるとのお話が出ていました。

他県に避難して、ただでさえ不安で心細い思いをしている人々にどうしてそういった心無い対応が出来るのか理解に苦しみます。

仮に多額の補償金、賠償金が出ていたとしても、新しい土地で暮らすにはとても足りないでしょうし、お金では解消出来ない問題が沢山あるでしょう。

子供のいじめに対しては、学校での教育の問題もあるでしょうが、そういった心無い大人達が家庭内で子供達の前で話している内容に少なからず影響を受けているのではないかと思わずにはいられません。

自分があるいは自分の親族が避難する立場だったらどうなのかという、当事者意識を持って、避難者には接することが大切だと思います。

「森友学園」籠池泰典理事長の会見

2017年3月10日夕方に「森友学園」籠池泰典理事長の記者会見が行われました。

私の頭が悪いせいか、内容が理解できませんでした。

小学校の設置認可申請を取り下げたのは、まわりが騒ぎ過ぎたためで、自分達には問題がないという認識を持っているようでした。

小学校の建物の建設の契約書の金額が提出先毎に23億8000万円、7億5000万円、15億5000万円と異なっている理由の説明もなく、理事長を辞任した後も森友学園の経営には携わっていくようですが、それで責任を取ったことになるのかということです。

国から噓の金額の申請で補助金を受け取ったとすると、詐欺事件ですよね。

疑義の生ずるような書類で申請しているわけですから、取り下げるまでもなく、認可されなかったでしょうね。

今回の会見は自分の言いたいことを投げつけるだけで、皆の知りたいことには答えてないという状況で非常に不満足なものでした。

「MIX」に上杉達也登場

「MIX」に上杉達也登場と言っても、大人になった上杉達也が登場するわけではありません。
ちょっと残念。

1981~86年に週刊少年サンデーで連載された、あだち充先生の超名作漫画「タッチ」の中で描かれることのなかった、主人公 上杉達也の甲子園決勝での快投という幻のシーンが、ゲッサンに連載中の同作の約30年後を舞台にしたマンガ「MIX」にて描かれたということです。(ゲッサン2017年4月号)

本日3月11日発売の「ゲッサン」4月号に掲載された第59話「似てると思わないか?」では、立花兄弟の弟、投馬が「明青学園優勝決定試合」のビデオテープを再生し、圧巻の投球を見ているシーンが描かれています。

兄弟の父親がビデオを見ている時にテープが切れて大騒ぎしているが、妹の音美が既にDVDにダビングしてあったというお決まりの落ちがありますが、マンガの最後のページには「目に焼き付いている。上杉達也の伝説の投球・・・」と煽り文句が書かれています。

あだち充先生の漫画を読んでいて感じるのは、ストーリー、キャラクター、デッサン力が優れているのは勿論なのですが、最近の漫画の様にやたらに描き込みをせず、すっきりと仕上げていることが今だに人気を保っている秘密だと感じます。引き算の達人といったところでしょうか。

東電 新潟での原発安全性に関するCM自粛

3月11日ということで、東日本大震災関連の情報を1つ。

東京電力 柏崎刈羽原発の免震重要棟の耐震性不足を把握しながら報告せず」、

東電社長に規制委が苦言

の記事を以前に書きましたが、その事実を元に新潟で流されていた原発の安全性に関するCM自粛を2017年2月17日から行っていることがわかりました。

会社の不手際に関し、世間の風当りが強くなることを懸念しての決断らしいのですが、福島から新潟への避難者がそんなCMを流す費用があるならば、そのお金を保障に回して欲しいと申し入れした時には、取り合ってもらえなかったことを考えると、都合の良いお話と感じました。

東京電力には何事にも誠意を持って取り組んで頂きたいですね。

映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」吹き替えにアニメ版声優集結

ハリウッド映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」の吹き替えがアニメ版「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」声優!田中敦子さん、大塚明夫さん、山寺宏一さんに決定したそうです。

田中さん・大塚さん・山寺さんの3人は、1995年公開の押井守監督の映画「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」でそれぞれ草薙素子役・バトー役・トグサ役を担当。

以後、
2002年からスタートしたテレビアニメシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」と
「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」、

2004年公開の映画「イノセンス」、

2006年放送のテレビスペシャル「攻殻機動隊 S.A.C. Solid State Society」、

1995年の映画を一部リニューアルして2008年に公開された「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 2.0」、

2006年のスペシャルを3D化して2011年に劇場公開された「攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D」等で同じ役を演じ続けてきました。

田中さん・大塚さん・山寺さんが同役を演じるのは2011年以来の6年ぶりとのことです。

最近の映画の吹き替えで、名前の売れた俳優がキャスティングされて、その出来栄えにがっかりということが多かったですが、これは期待できる内容になりそうですね。