安倍昭恵夫人メールの辻元清美氏に関する記述

2017年3月24日、公表された籠池夫人から安倍昭恵夫人宛の3月1日付けのメールに

(以下産経新聞が公開した詳細から抜粋)
・辻元清美が幼稚園に侵入しかけ 私達を怒らせようとしました嘘の証言した男は辻元と仲良しの●●●●●の人間でしたさしむけたようです

・その三日だけきた作業員が辻元清美が潜らせた関西なんとか連合に入っている人間らしいです作業員はわからないくせにマスコミにいわしていたそうです

・下請け業者の社長は現場もマスコミに写し全くうめてないことをしっていて三日だけきた作業員を辻元清美は送り込みました

・辻元清美生コンをみればある関西こうえき連合の人間をマスコミに出し社長の言い分はのせなかったそうです 国会議員の犯罪じゃないですか

といった記載があったようですが、民進党は、そのような事実は一切存在しないと指摘しました。

3月25日付けの管理人の地元紙、新潟日報を見たところ、辻元清美のつの字も掲載されておりませんでした。

民進党役員室名での各メディア宛の要望書に従った結果でしょうが、提出されたものはそのまま掲載し、指摘の部分についいては、「」でくくるなり、太書きや下線を付けて、解説を付けるというのが、報道ではないかと思うのですが。

その内容が事実に反するようであれば、籠池夫人の言葉に信ぴょう性がなくなってきますし、本当であれば、辻元さんが窮地にということになります。

うがった見方をすると、民進党、自民党間で交換条件があったのではないか、つまり、辻元さんの件はなかったことにするから、安倍さんを責めるのもほどほどにという構図も考えられますが。

チャック・バリス死去

アメリカの映画プロデューサー チャック・バリス(Chuck Barris)さんが2017年3月21日亡くなりました。

生年月日: 1929年6月3日
生まれ: アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 フィラデルフィア

チャック・バリスさんというと、一般の方には馴染みがないかも知れませんが、管理人は40年位前にテレビ東京で放送されていた「ザ・ゴングショー」が印象に残っています。

アメリカ3大ネットワークのひとつNBCで1976年6月14日から1978年7月21日にかけて放送された30分番組で、一般参加者が審査員の前で芸を行い、レベルの低い、または審査員の趣味に合わない出演者は審査員席の背後に設置されたゴング(銅鑼)を鳴らされ、途中であっても退場させられました。敏腕プロデューサー、チャック・バリスさんは司会も兼おり、実に軽妙で、人間味のある進行でした。
1983年から1984年にかけてTBSで放送されたビートたけしが司会した「たけしのお笑いサドンデス」はこの番組のパクリですね。

もう1つは、2002年の映画「コンフェッション」の原作者であるということ。 俳優のジョージ・クルーニーの監督デビュー作で、チャック・バリスさんの伝記が原作です。

才能のある方がまた亡くなり、残念です。ご冥福をお祈りし、合掌。


カルテット 最終章・後編

2017年3月21日、TBSドラマ「カルテット」が最終回を迎えました。

真紀が警察に連れて行かれて、他人の戸籍で14年間生活していた件については執行猶予がつき、父親殺しについては不起訴になりました。

カルテットドーナツホールを解散しようという別府の言葉に、解散する前に真紀に預かっているバイオリンを返そうと言うすずめ。真紀を見つけ出し再開した4人は、カルテットドーナツホールとして真紀の悪名を利用して、軽井沢大賀ホールでコンサートを開き、聴衆の理解を得ることに成功。

欠点のない人間はいないのだ、世の中に無駄なものは無いのだという根底に流れるテーマが、4人の達者な役者たちによって素敵に演じられました。

「サンキュー、パセリ」

エンディングのワゴン車の中での「おとなの掟」歌唱も素敵でした。

Doughnuts Hole
ドラマ「カルテット」主題歌
作曲︰椎名林檎
作詞︰椎名林檎

歌詞


真っ黒な中に一つ消えては浮かぶ吐息よ
冷たい闇夜は僕の願い飲み込み匿います
真っ白な息がいまもっとも無垢な本音と
悴んだ声でなにを歌う?嘘でも本当でも
好きとか嫌いとか欲しいとか
気持いいだけの台詞でしょう
ああ白黒付けるには相応しい
滅びの呪文だけれど

真っ新な子供時代教科書を暗記していれば
正解不正解どちらかを選べると思っていた
ト書き通りに生きている自分
アドリブには慣れていない癖
云いたいこと溢れ出し姦しい
君の前だけだけれど

手放してみたいこの両手塞いだ知識
どんなに軽いと感じるだろうか
言葉の鎧も呪いも一切合財
脱いで剥いでもう一度
僕らが出会えたら

好きとか嫌いとか欲しいとか
口走ったら如何なるでしょう
ああ白黒付けるのは恐ろしい
切実に生きればこそ
そう人生は長い、世界は広い
自由を手にした僕らはグレー
幸福になって、不幸になって
慌ただしい胸の裡だけが騒ぐ
おとなは秘密を守る

豊洲市場問題 石原慎太郎証人尋問

2017年3月21日、豊洲市場問題の百条委員会で石原慎太郎氏が尋問を受けました。

質疑の時間の3時間が、石原氏の体調の関係で1時間に縮小されましたが、案の定、質問者はグダグダ、回答ものらりくらりという感じで、目新しい内容は見ることが出来ませんでした。

質問者たちに関して言えば、最初の挨拶や自分の意見はどうでも良いので、もっと本質を突いた簡潔な質問をして欲しかったです。

石原氏に関しても、イエス、ノーで回答を求めらているにも関わらず、自分の意見を述べ始めるという時間の引き延ばしにも感じました。

また、議長もそういった状況なのに、方向転換させるでもなく、ただ進行するだけという風に感じました。

今後の証人尋問に関しては、もっと要点を絞って、皆が知りたいことを掘り下げられる内容にして欲しいと感じました。


ところで、管理人が失念しているだけなのかも知りませんが、豊洲市場の盛り土の件ってどうなったんでしょうか。
誰が、盛り土をしなくて良いことにしたのか、責任の所在をはっきりさせて欲しいと思います。

豊洲市場移転問題と森友学園問題の共通点

豊洲市場移転問題での百条委員会、森友学園問題での証人喚問と本来の政治とは関係ないところで賑やかな毎日ですが、共通点が見えてきました。

それは、
1.土地がらみの利権が絡んでいる
2.右翼系の人間が絡んでいる
3.関係者の発言が、ばらばらである

ということです。


1.土地がらみの利権が絡んでいる
  ・豊洲市場用に、700億円超の汚染処理費用まで含めた高額で東京都が土地を東京ガスから購入した。
  ・小学校建設用地として廃棄物撤去費用として8億円も割り引いた金額で国が森友学園に土地を売った。

2.右翼系の人間が絡んでいる
 ・籠池氏、石原氏どちらもご存知のように右翼系の方です。

3.関係者の発言が、ばらばらである
 ・話している中で肝心の所に来ると、それは誰かが勝手にやったというお話で、「藪の中」状態であると。

何にしても突っ込みどころ満載のお話ですが、早く問題を明確にして、発展的な方向に進めて欲しいものです。