XPERIA acroに機種変更してから2週間になりますが、
使えば使うほどその良さに惚れ込んでしまいました。
シリコン製のツートンのケースを装着してみました。
表面が赤、裏面が黒と結構かっこいいでしょ。
持った感じも滑りにくく、しっくりきています。
元々、モバイラーでPDAが大好きだった時期がありましたが、
XPERIA acro に辿り着くまでの私のPDAの歴史は以下の通りです。
最初が
NEC Mobile Gear MC-CS12
・1997年6月25日発売
・WindowsCE1.0
・CPUは
MIPSのVR4102を搭載
・内蔵メモリ8MB
・モノクロSTN液晶480×240ドット(ドットピッチ0.24mm)4階調(バックライト付き)
・単3アルカリ電池2本/ACアダプタで動作
・14400bpsのモデムを内蔵
・外寸(W×D×H)175×97×27mm
・重量 約400g
パソコンのように立ち上がりの時間がかからず、スイッチONと同時に
使用できるのが、ありがたかったですね。
キーボードは小さかったですが、メール作成などには結構役立ちました。
ホームページの閲覧は14400bpsのモデムでは厳しかったですね。
二代目は
HP ハンドヘルド型ジョルナダ680
・1999年6月12日発売
・Windows CE Handheld PC Professional Edition, Version 3.0
・CPUはHitachi SH-3 133MHzを搭載
・内蔵メモリROM 24MB、RAM 16MB
・液晶はSTNカラー 640×240 64000色
・リチウムイオン充電池/ACアダプタ
・56kbps/V.90内蔵モデム
・外寸(W×D×H)189×95×34mm
・重量 約510g(標準バッテリ含む)
カラー液晶が美しく、当時感激したのを覚えています。
メモリーカードの挿入部分がマニアックなギミックとなっていました。
キーボードが大きくタイピングが楽でした。
三代目は
Compaq iPAQ3660
・2001年5月下旬発売
・Windows® Powered Pocket PC
・CPUはStrongARM®32ビットRISC プロセッサ 206MHzを搭載
・内蔵メモリROM 32MB、RAM 64MB
・液晶は反射型カラーTFT液晶 4,096色、240×320 ドット
(タッチスクリーン、輝度センサー搭載、5段階のフロントライト)
・リチウムポリマー充電池 (本体に内蔵)
・56kbps/V.90内蔵モデム
・外寸(W×D×H)83.5×15.9×130mm
・重量 約 180g (内蔵バッテリ含む)
確か、当時世界一の速さのPDAと言われていました。
使ってみると確かにさくさく動いて感動した記憶があります。
キーボード派の私にはソフトキーボードをスタイラスペンでポチポチ
というのはなかなか馴染めませんでしたが、今XPERIA acro で
やっていることの予行演習的な感じですね。
仕様を調べながら、過去を振り返っていたら、懐かしくて思い出が
沢山あふれてきました。
PDAはこれで暫くアップグレードすることなく、携帯電話に置き換わること
になりました。
PDAではモデムを利用して電話回線に接続したり、携帯カードを挿入して
プロバイダに接続したりと機器でもお金でも苦労しましたが、
XPERIA acro にしてからは、3GとWiFiを使用することによって、シームレス
にネットワーク接続が出来、やっとここまできたかという感慨があります。
出張などで、無線接続出来るホテルであれば問題ないのですが、
有線接続しか出来ない場合、どうするか。
3Gでつなぐのが一番簡単ですが、私は先週出張する前に、宿泊ホテルを
確認したところ有線接続しか出来ないことがわかったため
Android用の無線アクセスポイントを購入し、持って行きました。
WiFi接続用のソフトもXPERIA acroでダウンロードし、一発で接続できる
優れものです。安価ですので、出張の多い方にはお薦めの一品です。
外部アンテナのついている20m接続可能なものと内蔵アンテナで10m接続可能な
ものがありましたが、私はホテルの部屋だけの使用を目的としていたため、
すっきりとしたデザインの後者を選びました。
これ1つ持っていけば、ホテルのネットワーク回線もいろいろ気にすることなく
宿泊先を決定出来ます。