お気に入り

2008年の暮れに購入し、通勤時にずっと使い続けているショルダーバッグが

あります。

メーカーはスイスのヴィクトリノックス社で素材は防弾チョッキなどに使用する

ものを使っておりますが、黒をベースにしたデザインにも関わらず、ちょっとした

ところに赤をアクセントとして使い、おしゃれなものです。



デザインと機能性はいうまでもないのですが、これまで使用したどんなバッグよりも

素晴らしいと感じたのは、アフターサービスです。

1年半くらい使ったときにショルダーストラップの金具が壊れ保証書をみたところ

通常の使用の場合、製品の耐用期間中は無償で修理または、交換となっている

ではありませんか。

早速、取り扱い元のビクトリノックス・ジャパンに連絡し、ストラップを送ったところ

修理できる状態ではないので、新品のストラップを送るとのことで、幾日もしない

うちに届けられ、今も使用し続けています。

大概、保証期間は1年であったり、保証期間を過ぎている場合、法外な修理代を

提示されて、買い換えたほうが良いという場合が多いのですが、この会社の対応は

お気に入りのバッグだっただけにとてもうれしかったです。

日本のメーカーもこういったアフターサービスを見習って欲しいものです。










赤い指

大好きな、阿部 寛さんの『新参者』の続編を

TBSが、2011/1/3(月)21時から、東野圭吾ミステリー 新春ドラマ特別企画

「赤い指~『新参者』加賀恭一郎再び!」と題して放送します。

【スタッフ】
脚本・櫻井武晴、牧野圭祐
演出・土井裕泰
企画・那須田淳
プロデューサー・伊與田英徳
製作・著作・TBS

【キャスト】
加賀恭一郎・阿部 寛・・・練馬西署刑事
青山亜美・黒木メイサ・・・新人事件記者
松宮脩平・溝端淳平・・・本庁捜査一課刑事
小林主任・松重豊・・・本庁捜査一課刑事

加賀隆正・山﨑努・・・恭一郎の父、脩平の伯父
金森登紀子・田中麗奈・・・隆正の担当看護師

前原昭夫・杉本哲太・・・会社員
前原八重子・西田尚美・・・昭夫の妻、パートタイマー
前原直巳・泉澤祐希・・・昭夫と八重子の息子、中学3年生
前原政恵・佐々木すみ江・・・昭夫の母
田島春美・富田靖子・・・昭夫の妹

春日井優菜・石井香帆・・・事件の被害者
春日井忠彦・滝藤賢一・・・優菜の父
春日井奈津子・飯沼千恵子・・・優菜の母


【ドラマのあらすじ】

これは、加賀恭一郎が人形町に赴任する、約2年前のお話。

闘病生活を送る加賀恭一郎の父・加賀隆正の元へ、松宮脩平が見舞いに

訪れていた。

捜査一課に配属になったばかりの甥から、近況を聞き出す隆正。

そんな隆正の束の間の楽しみと言えば、担当看護師・登紀子との将棋であった。

松宮が足繁く病院に通う一方で、実の息子である恭一郎は、一向に隆正を見舞

おうとはしない。

そんな従兄弟の姿に、松宮は不信感を覚えていた。

とある日の夜のこと。

仕事中のサラリーマン・前原昭夫は、今日も自宅に帰るのを躊躇っていた。

家に帰れば痴呆症の母親・政恵と、何時からか口も

聞かなくなってしまった家族がいる。

そんな事実が、昭夫の心に重くのしかかっていた。

と、そこへ、普段なら電話を掛けて来る筈もない妻・八重子からの着信が。

電話に出ると、八重子は何時になく取り乱しており、「とにかく帰ってきて欲しい」と

言う。

嫌な予感を胸に抱きながら、自宅へ戻った昭夫が庭で目にしたものとは――見知

らぬ少女の遺体だった。

状況を掴めぬまま八重子を問い詰めると、どうやら少女の死に息子・直巳が関わっ

ていると言う。

この事件を担当することになった加賀と松宮は、コンビを組むことに。

八重子に背中を押され、家族を守るために昭夫がとった行動とは。

『家族』とは何なのか。

平凡な家庭に起こった悲劇を通じてみえてくるものとは。

事件の謎の解明と恭一郎が父親と距離をおく理由が明かされる終盤は秀逸。





2010年最終日 龍馬、竜馬、龍馬

つい、先日年を明けたと思っていた2010年が終わります。

私は12月29日から休暇に入りましたが、暇にあかせて、坂本龍馬三昧でした。

一つ目は1989年 TBS 脚本:中島貞夫 真田広之主演の『坂本龍馬』、

二つ目は1982年 東京12チャンネル 脚本:下飯阪菊馬、沢島正継、岡本育子、武末勝 

萬屋錦之介主演の『竜馬がゆく』、

三つ目は2010年 NHK 脚本:福田靖(作) 福山雅治主演の『龍馬伝』

です。

それぞれ、俳優の技量や脚本家の認識の違い、放送時間の差が出ており面白かったです。

まず、主演に関しては、若々しく動きの良い真田広之、大らかさと日本の将来を真剣に考える

流石の演技を見せた萬屋錦之介、かっこよすぎるくらいかっこいい福山雅治といったところ

でしょうか。

好みにもよるでしょうが、年齢的には真田広之が一番近かったと思いますが、昔の30代は

今よりずっと大人だったでしょうから、萬屋錦之介くらいがあっているのかなという感じでした。

私のイメージと一番合ってるなと感じたのは、萬屋錦之介で、飄々とした感じ、コミカルな感じ、

命がけの真剣さ、天然ぽさ等々演じ分ける様は、圧巻です。

どれも、描かれるエピソードは同じようでしたが、各人、各藩の繋がりや立場。主義主張がわか

りやすいと感じたのは萬屋錦之介版でした。

司馬遼太郎の原作のよさもあるのかもしれませんが、真田広之版や福山雅治版では気付か

なかったところに気付かせてくれる部分がありました。


てっぱん 12月28日放送

NHK朝のドラマ『てっぱん』(12月28日放送)を観ておりましたら、

映画『転校生』と同じ構図が出てきて、思わずにんまりしてしまいました。

同じお寺の階段と門だと思うのですが。

これは、偶然?意識的?

映画『転校生』ファンのオヤジとしては後者を取りたいですね。

尾美としのりさんも本当にいい住職役やってますしね。

『さびしんぼ』の主人公がそのまま大人になった感じで、今にも

ピアノで『別れの曲』を弾きそうです。(それも期待してます。)

太陽光照明

省エネ分野の開発が世界的な関心事となっている今、注目されているのは

ZEB(ゼロエネルギービル)構想。

ゼロエネルギーとは、石炭や石油といった1次エネルギーを一切使用しない

という考え方です。

その実現のために、太陽光発電や廃熱利用空調とともに、注目されているの

が太陽光照明(光ダクト)です。

そして、その研究に取り組み、第一人者となっているのが新井秀雄さん。

新井さんは慶應義塾大学経済学部卒業後に父の経営する非鉄金属の卸業

の会社に入社します。

1983年、今から27年前に社長就任した新井さんでしたが、バブル崩壊の煽り

を受け会社の業績は下降線を辿っていました。

そんな中、周囲の反対を押し切って、環境技術に着目し、当時誰も成功した例

がなかった『光ダクトシステム』の開発に乗り出したのです。

しかもその時、新井さんは光学に関しては全くの無知という状態。

そこで、新井さんは独学で専門書を片手に作り上げ、開発に成功したのです。

そんな新井さん、目下の目標は、この光ダクトをコンビニエンスストアの照明に

利用出来ないかと更なる開発に力を注いでいます。

(株)マテリアルハウス http://www.materialhouse.jp/index.html



光ダクトは自然の光を鏡のダクトに閉じ込めて運び、 室内や地下空間などの


照明用光源として使う技術です。


原理は簡単ですが、例えばガラスの鏡では光が5回反射を繰り明るさが


1/2以下になってしまうなど、実用に耐える性能を実現するにはかなり高度


な予測と設計技術が必要になります。


自社開発のコンピュータシミュレータは多くの実験と実際の工事のデータによ


る補正を繰り返し、高い精度で装置の出力性能を予測することができます。