つい、先日年を明けたと思っていた2010年が終わります。
私は12月29日から休暇に入りましたが、暇にあかせて、坂本龍馬三昧でした。
一つ目は1989年 TBS 脚本:中島貞夫 真田広之主演の『坂本龍馬』、
二つ目は1982年 東京12チャンネル 脚本:下飯阪菊馬、沢島正継、岡本育子、武末勝
萬屋錦之介主演の『竜馬がゆく』、
三つ目は2010年 NHK 脚本:福田靖(作) 福山雅治主演の『龍馬伝』
です。
それぞれ、俳優の技量や脚本家の認識の違い、放送時間の差が出ており面白かったです。
まず、主演に関しては、若々しく動きの良い真田広之、大らかさと日本の将来を真剣に考える
流石の演技を見せた萬屋錦之介、かっこよすぎるくらいかっこいい福山雅治といったところ
でしょうか。
好みにもよるでしょうが、年齢的には真田広之が一番近かったと思いますが、昔の30代は
今よりずっと大人だったでしょうから、萬屋錦之介くらいがあっているのかなという感じでした。
私のイメージと一番合ってるなと感じたのは、萬屋錦之介で、飄々とした感じ、コミカルな感じ、
命がけの真剣さ、天然ぽさ等々演じ分ける様は、圧巻です。
どれも、描かれるエピソードは同じようでしたが、各人、各藩の繋がりや立場。主義主張がわか
りやすいと感じたのは萬屋錦之介版でした。
司馬遼太郎の原作のよさもあるのかもしれませんが、真田広之版や福山雅治版では気付か
なかったところに気付かせてくれる部分がありました。
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