「係長 青島俊作 THE MOBILE 事件は取調室で起きている!」を観ました。
劇場映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」の公開時に、
NTT docomoから全12回のスピンオフドラマとして配信されたものです。
DVD1本にまとめられてレンタルのものを、おまけ位の軽い気持ちで借りて
きたものですが、これがなかなか実に良く出来たお薦めの作品でした。
1回1回毎の面白さもさることながら、前編が複雑にからみながら、複数の事件
解明に進んで行く
と共に、お笑いあり、スリルあり、人情ありという本編に負けない位のエンタテ
インメントです。
確かに映画に比べれば、予算も少ないでしょうから、ロケーションも取り調べ室
がメインと言う限定された空間が多いのと、カット割りも少なく、出演者の
バストショットが多いのですが、それが、役者の力量を発揮する場にもなりました。
また、テレビドラマのオリジナル「躍る大走査線」の本質に近いものになってい
ます。
劇場公開になるとどうしても、予算、客層の違いから大掛かりなものになりがち
なのですが、ドラマとして、こういう見せ方もあるのだといういいお手本のような
作品です。
(興行収入を前提とするものと、おまけとでは前提が根本的に違いますけどね)
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