村上春樹さん4年ぶり長編小説「騎士団長殺し」 重版出来

村上春樹さんの「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」以来4年ぶり、複数の巻にまたがる本格的な長編小説としては「1Q84」以来、7年ぶりとなる長編小説「騎士団長殺し」(第1部 顕れるイデア編 、第2部 遷ろうメタファー編)が、2017年2月24日から書店に並び、午前0時から販売を始めた書店では、いち早く買い求めようと熱心な読者が列をなしました。

発売時の発行部数は2冊合わせて130万部に達しています。
発売前に重版出来です。

   
デビュー30周年となる2009年に発表した小説の「1Q84」は、カルト教団や性的虐待などの社会問題を正面から描いて話題を集め、単行本だけで380万部以上を売り上げる記録的なベストセラーになり、次の「色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年」も発売後1週間で100万部を超える等、村上さんの新刊は発売の都度、社会現象となっています。

海外でも英語やフランス語、中国語など50以上の言語に翻訳されて広く読まれているだけでなく、「フランツ・カフカ賞」や「エルサレム賞」、「カタルーニャ国際賞」等を受賞しています。

毎年のように、ノーベル文学賞受賞を期待されているのは皆さんご存知の通りです。

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