致死性不整脈とは、原因と対処法

2017年2月8日にアイドルグループ「私立恵比寿中学」の松野莉奈さんが致死性不整脈の疑いで急死しました。

致死性不整脈とは、 放置したままでいると意識消失から突然死に至る危険性が高く、緊急な治療を必要とする不整脈ことです。

拍動が異常に速くなる頻脈性不整脈のうち、心室頻拍や心室細動を致死性不整脈といいます。

●心室頻拍 心室から発生した異所性刺激によって毎分100~200回という非常に速い発作性の頻脈が現れます。 血液の拍出が阻害されて血圧も低下し、心室細動に移行する可能性のある危険な病態です。 また、心室頻拍の特殊なものに倒錯型心室頻拍(トルサード・ド・ポアント)があります。 心電図の波形がねじれて(トルサード)見えることが名称の由来で、これも突然死に至る危険な不整脈です。 薬剤の副作用がこの原因としてとりざたされているようです。  

●心室細動 心室の無秩序な興奮により異常な刺激を受け、拍動が極端に速くなる状態です。 心室が小刻みに不規則に震える細動を伴って心停止と同様の血液の拍出が不能な状態となり、数秒以内に意識が消失するため、早急な治療をほどこさなければなりません。 心臓突然死の多くは心室細動が原因で、即座にAED(自動体外式除細動器)などを用いて細動を取り除かなければ、循環停止から呼吸停止に陥り死亡に至ります。


不整脈の原因としては

・加齢
・ストレス
・病気(主に心臓)
・不摂生(睡眠不足や不規則な食事等) があげられています。

上記の原因から考えれば対処法としては、
病院での受診は必要ですが 、
・ストレス解消
・生活習慣の改善
をすることが不整脈にならないことに つながると言われます。


 

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